Usual JeweL

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CV選考について考えていること
2016年01月23日 [Default]
こんばんは、UsualJeweLの諏訪です!

今週末は寒波到来?らしく日本列島は寒さ全開らしいですね。
諏訪は長期休暇に入っているので家からほとんど出ていませんが、Mac(ハンバーガーではありません)で作業中に鼻先と右手(なぜか左手は平気・・・)が冷たくなることで、いつもより寒いんだな〜と感じとっています。

さて、今日はMacちゃんを整理していたらオーディションを受けていただいた方が100人ちょっとになっていたことに気付きました。諏訪という名前で出る前もちょくちょく選考に関わったことがあったりしたのですが UJにしてからの募集が本当にたくさんあって、ありがたい悲鳴をあげてました。

最初は人それぞれの演じ方があるので、基準なんて決められないかなと思っていたのですが、これだけの人数の演技を聞いていると傾向みたいなのがわかってくるんです。

あ、ちなみに諏訪は、もともと「人事部で新卒採用担当」やら「求人広告原案」やらを担当するいわゆる人事が担当だったので人選の難しさは、ある程度わかっているので、そんなに間違った人選びはしてないつもりですが、それでも1回会っただけでは分からないことは多いです。でも、逆に自分が転職で面接を受けるときは、いろいろ腹を探るので 面接を受けるのは苦手です。しかしながら、そうも言っていられないので、基本、私は飾らない自分で面接を受けることにしています。その方が落ちても「嘘の自分」ではない状態で落ちたのなら、その会社は合わなかったと割り切れるからです。

そんな面接話は置いといて・・・

この女性向け・乙女向けのシチュエーションに関しては、少しだけ基準があります。

★普段から女性向けシチュエーションCDを自ら聞いている男子は演技指導(言い方が上からですいません)しなくても、このセリフはこう言うとOKが出るというか、トキメキポイントが分かってますね。やっぱり経験でしょうかね?

★ボイスドラマと乙女系のシチュエーションドラマは、演じるというとこは共通しますが、「演じ方」が違うんです。
例えば、キメにかかるポイントとか声のトーンを変えるポイントはどこかとか、どこで吐息を混ぜながら話すかなどなど。
ボイスドラマの場合はキャラ像大事だけど、シチュエーションはキャラ像はもちろんだけど、そこに「どうやったら、女性の耳に「ドキっ」とするのか」を分かっていないと、ただ、「かっこよく演じてみたいだけ」という勘違いセリフになります。(視聴者側に立つと、聞いたときに、わざとらしく聞こえたり、クサくて聞いてられない感じになる)

ここが分かっているかどうかを私はオーディションでいつも見ています。

なので、時々 同人サイトのシチュエーションドラマや、それ系のものを視察?に行くのですが、この辺が分かっていないものが多いです。
せっかくいい声を持っていても、もったいないなと思うことが多いです。

プロ声優になると自分のキャラを分かっていて、新しい扉とか開いてくるのですごいよね。監督側からするとこういう演じ方ならいいだろうと思っているところを、違う演じ方できて、そっちの方がいいじゃないか!!と思う時。

私も今まで一緒にお仕事をさせてもらったCVさんから、そんな演技をいただいたときは、めっちゃテンションあがります。だから、先にあんまり細かいディレクションはしません。まず、そのCVさんがどう演じるかを生かしたいから。でも、CVさんから事前に質問があったときは ちゃんとお答えしますヨ。事前に質問しないのがいいというわけではないです。あくまでも私の方から、新しい可能性を潰したくないだけです。それはイラストさんや、編集さんにしてもそう思ってます。

いろいろウンチク書きましたが、ウンチクどうりにはいきません(汗)
いい作品を作るためにの努力はしますが、演技とは本当に答えが出ないものだし、例えば スタジオ録音設備を使ったり、ディレクションしながら録ったりと プロの現場で使う機材や、シナリオの良し悪しや、追求すればするほどお金だってかかりますし、CVさんだって、これでご飯食べている人ばかりではありません。

私だって、シナリオとプロデュースで生計をたてているわけではないので そこには100点ではなくても70点ならよしとするか・・ということだって生まれますし、私が聞くと70点でも他の人が聞くと100点かもしれません。なので本当に難しいと思います。

今日お話ししたかったのは、ある程度基準はあるけど、理想と現実は違うということ・・でしょうか?
なんか夢のない話でしたね・・

今後UJに関わってくださるスタッフさん向けに書いてみました。
読んでる人いるかしら?

いや・・私もね歌や演技は やる側だったので、演じ手側の葛藤も少しはわかるつもりなんですけど、だからこそ、それを生かしてなんとかうまく・・・と思いつつ日々精進していきます!

また長くなった!!
実家の母親の作るパウンドケーキは絶品なので添付してみました。
本文と全く関係ない!(笑)

諏訪るるあ

パウンドケーキ

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